ホンダが海外展開する高級車ブランド「アキュラ」から販売された「MDX」は、2001年に発売された最上級クロスオーバーSUVです。
クロスオーバーSUVとしては初めての3列シートを装備してのデビューとなり、当時は非常に注目を浴びました。

発売当初はアメリカのみで展開されていましたが、2003年にはホンダブランドで日本にも輸入がスタートしました。
しかし、2006年に輸入販売は終了し、現在国内での展開はされていません。

アキュラブランドの元では2013年に3代目の新型MDXが発表され、これまでのグレードが4WDのみだったのに対し、FFが初設定されました。
また、大幅な価格の引き下げも公表され、話題となっています。

新型MDXのエクステリアは、ショートノーズに背の高いスタイルを先代から受け継いだままに、エアロスカルプチャーと呼ばれる新しいデザインとなっています。
フォルムは全体的に滑らかなラインでかたどられ、ルーフも丸みを帯びたアーチ状となっているのが特徴です。

搭載エンジンは前モデルよりも排気量の軽減化や燃費向上が図られた新開発のi-VTECで、環境性能にも優れたクルマと進化しました。
残念ながら日本での展開は予定されていませんが、海外ではますます活躍することが予想されます。