みなとの詩歌ブログ
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Forms of the sky change on every corner with a pinch of clouds Vitument glazed with morning rain a beggar sleeping Tourist girl asks tourist me to retake her photo Wings of the statue still flapped by the Agean wind Gagged dog awaken at every stop on the subway PR |
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川柳誌『バックストローク』vol.35が届きました。 今年4月に開催された第四回バックストロークおかやま川柳大会の選句と選評が特集。 みなとも選者をさせていただいたので、選評を書いています。 では、いつもの通り、掲載句から好きな句を。 同人詠 アクアノーツから、 瓦礫という花かんざしができあがる 横澤あや子 ほうほうと這いつくばれば幻灯機 山田ゆみ葉 天井に駕籠を吊るしてから王手 小池正博 鯖缶を三つ並べる都市計画 樋口由紀子 水祭り紐をほどいて会いにゆく 富山悠 判決が出てリハツヤは貌を剃る 筒井祥文 文明が滅んだ後のモーニング 丸山進 鷄のこむらがえりの夏である 清水かおり 宵の明星頸椎一つ彷徨いぬ 田中峰代 指揮棒が真円を描く用水路 兵頭全郎 乾きはるいるいと葉っぱ見失う瞳孔 松原典子 新興宗教かなとも思う防御服 津田暹 死後の座敷に食べごろのメロン 渡辺隆夫 あら煮なる鯛の記憶の姫しゃぶる きゅういち バヤリースの淵に蛞蝓直立す くんじろう ついにとろけて廃線を飛ぶトンボ 重森恒雄 すっぱそうアリクイ達の言う明日 井上しのぶ 郭公も青田も胎内の写し 高橋蘭 腹筋は桜散ったと気づかない 浪越靖政 雑草の中のむらさき生足の 井上せい子 黒になる前のカラスに会ってきた 柴田夕起子 痛いの痛いの飛んでけなどと教えるな 田中博造 寺町と御所のあいだの草書体 石田柊馬 てのひらのビジョンが踊らなくなった 前田一石 はらわたもブリキであった断食す 松本仁 いくたびも死んで生れて静かな木 松永千秋 蒼ざめた楽器をおのおの持参せよ 吉澤久良 泣きながら蕗の苦いのおいしいの 広瀬ちえみ 折り鶴の向こうに続く背骨あり 畑美樹 豆腐ゆらりとまた下半身入れ替わる 石部明 投句欄 ウィンズノーツより、 エコカーのバックスタイル身をよじる 平賀胤壽 パノラマ館で死蝋になるのわたしたち 飯島章友 裏の犀は葡萄の肉体係です 環 手と足が逆さについている時間 榊陽子 そしていま畳の上に置く両手 徳永政二 屋上の船は梯子を外される 東おさむ 本号から、掲載句から3句選んで、サイト「s/c」のほうに評を書こうと思ったのですが、 面白いなと思う句が多くて、迷っています。 鷄のこむらがえりの夏である 清水かおり バヤリースの淵に蛞蝓直立す くんじろう 郭公も青田も胎内の写し 高橋蘭 腹筋は桜散ったと気づかない 浪越靖政 折り鶴の向こうに続く背骨あり 畑美樹 のどれかかなあ。 小池正博さんの「新・現代川柳の切り口」は「川柳とイロニー」。 文芸について使われる他の用語と同様、「イロニー(アイロニー)」も 多義的でつかみづらいですが、ここでは「作者と作中主体との距離」 に関わるものとしてまとめられています。ということは、イロニーを 伝える一句は、作者についてと作中主体についてと、二重のメッセージを 発していなければならないことになり、また、この作者は現実の作者とは 違った、表現のなかに現れた作者である、といったややこしい議論に なるのですが、そこまでゆくと泥沼ですので、その手前ですっきりと まとめられています。 他、第四回バックストロークおかやま川柳大会の第一部として行われた 清水かおり・畑美樹による石田柊馬のインタビュー(?)「だし巻き柊馬」も 掲載されています。こちらは内容豊富で、要約のしようがないですね。 読みたい方は、『バックストローク』ホームページにメールアドレスがありますので、 そちらに見本請求をしてくださいね~。 |
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真夏の恒例行事、といっても古書好きだけに興味がある話ですが、 京都は下鴨神社で開催されている「下鴨納涼古書まつり」に行ってきました。 京都もあっつい毎日ですが、下鴨神社の糺の森の木々の下に入ると、 数度は涼しく感じます。たしかに納涼古書まつり。 その糺の森に何百メートルも、各地の古書店が出店を並べています。 今年はめずらしく、川柳関係の本が何冊か見つかりました。 * 岩井三窓『川柳読本』(創元社、1981) 『番傘』の編集長をつとめた岩井三窓の句と散文を収めています。 私としては、こんな句が好きだなと。 走れどもキリン孤独にたえられず 岩井三窓 リンゴかじるひとりのときはこんな顔 毒舌はマジックインキのようにしみ 阿呆な鳥あり太陽へまっしぐら サングラスはずしパンクをしたらしい 一枚のはがきどかんと破裂音 駅長は君か言いたいことがある 散文もなかなかに味わいがあります。が、戦後川柳の傾向を考えるために ちょいとマジメに取り扱いところなので、ここではパス。 他、構造社出版の川柳全集から * 『川柳全集8 椙本紋太』構造社出版、1980. * 『川柳全集10 藤島茶六』構造社出版、1983. * 『川柳全集14 三條東洋樹』構造社出版、1982. 戦後川柳の「伝統派」の有名どころを収めたシリーズ。こちらも散文がついていて、 考えさせられるところが多い。 なんとなく、カンで書きます。上の各書が出版された1980年あたり、あるいは その少し前に、戦後川柳の一種の曲がり角があるような気がします。 『川柳読本』の岩井三窓の句は編年体で並べられていますが、 1970年の前半までは強い共感性が支えにあるように感じられるのですが、 以降はどうも、言葉が軽いというか、説得力がないように思うのです。 とりあえず感覚論で。そのうち、もっとテーマの幅をひろげて論じたいところです。 ここからは俳句関係書。 掘り出しものは、 * 加藤郁乎『句集 牧歌メロン』仮面社、1970. 美本ですが、リーズナブルな、というか、安い値段で手に入りました。 初期加藤郁乎の中でも、ナンセンスな言葉遊びが極に達した句集ですね。 ほととぎすまして亀がりダンテに行こう 加藤郁乎 あるはんぶらつく移動祝日の晴れはれ いかものかは鴫立つ沢のスピノザーメン 破門ずオルガンだーらの蛆拾遺よ 漏斗す用足すトマスアクィナスを丘す 牡丹ていっくに蕪村ずること二三片 率璽ながら母音はかはらけだらけだよう いや、かないませんな。好き嫌いはあるんでしょうが、こうした表現が 既にあるということぐらいは知っとかないと、というところか。 * 高橋睦郎『私自身のための俳句入門』新潮選書、1992. すでに何度も読んでいるのですが、ようやく購入しました。 「俳句とは何か」、「~とは何か」とはやっかいな問いですが、 この本での論、というか、思想というのは説得力があります。 俳句も広い意味での「和歌」である、という視点から 始まるんですが、その最終形態が俳句である、ということですね。 それ以降の「川柳」なるものを書いている身としては、 ここからどう考えるかというひとつの起点になる本です。 * 仁平勝『俳句が文学になるとき』五柳書院、1996. こちらは明治以降に、俳句がいかに「文学」になったかについて。 俳句が「文学」であるかどうか、なければならないのかどうかに ついてから、そもそもの議論があるところですが、 近代化のなかで「文学」性を抱え込まざるをえなかったのは 否定しようのない事実。正岡子規、高浜虚子、飯田蛇笏、尾崎放哉、 杉田久女の五人をとりあげています。仁平さんの文はときどき そうかなあと思うところがあるんですが、見解がはっきりしていて 考えを進めることができます。 他、 * プラトン『饗宴』岩波文庫、1952. いまプラトンの対話編を読んでます。内容も面白いですが、対話形式という 形式にいちばん引かれているのですね。 * 富士正晴『日本詩人選21 一休』筑摩書房、1975. この日本詩人選シリーズ、良い本があるのですが、よく分からんのもたまに 混ざっています。この『一休』は・・・、うーん・・・。 * 市川白弦『一休―乱世に生きた禅者』NHKブックス、1970. こちらは分かりやすい構成。ともあれ、一休にもいま興味があります。 月一で、Deep Kyoto という英語の京都紹介ブログに 京都関連の詩についてのエッセイを掲載してもらっているのですが、 次は一休の『狂雲集』にしようかな、と。でも実際読み始めてみると・・・。 いや、やっかいですね。どうしよう。明日、明後日あたりに送らないと、だし・・・。 納涼古書まつり、明後日までやってるみたいですが、これぐらい買うと もういいよね、という感じです。とりあえず、今日のところは(笑)。 |
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なんやかやで、川柳誌をいただきました。 * 『Leaf』 vol. 4 『Leaf』は、吉澤久良、清水かおり、畑美樹、兵頭全郎の四人による川柳同人誌。 今回は俳人の野口裕さんがゲストです。 春乱読貞和由紀子堀万城目 野口裕 クジラに降り注ぐ玻璃の円周率 吉澤久良 糸杉のてっぺんまでをうみおとす 畑美樹 ら と呼ぶ流域 はりがねむし曲がる 清水かおり さらわれた遊びたくさんたかいたかい 兵頭全郎 この雑誌はゲスト、メンバーこぞっての句の読み合いが見どころ。 Live Leaf ( http://live-leaf.com/ ) というサイトの掲示板で、読み合いに参加することもできます。 5句選、というかたちで、私みなともそちらに参加予定。 * 『川柳びわこ』7月号 『川柳びわこ』は、びわこ番傘川柳会の会誌。伝統川柳番傘、ですけど、 ちょっと毛色がちがうともっぱらの評判。 貼り紙に笑えと書いてある笑う 和才美絵 上等の釣針だったから食べた 竹井紫乙 用済みと言われてからの棒の熱 重森恒雄 この人のここが鍵盤だったのか 北村幸子 目が合うとおかあさんだと思われる 久保田紺 里山に登る震災後をはなれ 倉田匡太郎 父がいる雨のむこうの別の国 峯裕見子 光は線になりたくさんの線になり 徳永政二 補助席にはたたみこんである翼 平賀胤壽 落ちてくるものを集めてからにする 小梶忠雄 吹く芯がときどき横を向いている 吉田順造 書き出しが書けない時計ジグジグと 笠川嘉一 * 『現代川柳 点鐘』第147号 墨作二郎さんの川柳点鐘の会の会誌。さまざまなスタイルの柳人がよっているようです。 全身を白でまとって恐いこと 上野楽生 シグナルは黄色だけになった 北川アキラ 切株に聖書を置けば風が読む 若山衛 記念日は一昨日でしたお静かに 平賀胤壽 しばらくは皇帝ペンギンの歩み 森田律子 義援金だけで忘れたりしない 一階八斗醁 ネジ巻いて同じ動きを繰返す 平井玲子 故郷を覗く恐さが先に立つ 清野玲子 泣きそうで窓の方へと歩いている 南野勝彦 いくつ目のトンネルに君はいるのだ 壷内半酔 シャガール無関心 揺れ続く政治 墨作二郎 * とりあえずここでは、読んで好きだった句を引かせてもらいましたー。 |
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「詩客」というサイト http://shikaryozanpaku.sitemix.jp/ に俳句時評を書かせていただきました。 といっても、あんまり俳句時評になってないですけどね・・・。 しばらく月一で書くことになりましたので、 興味のわいた方は覗いてみてください。 記事はこちら: http://shikaryozanpaku.sitemix.jp/jihyo/jihyo_haiku/2011-07-15-1806.html |
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川柳詩『ふらすこてん』第十六号。「たくらまかん」より やがてポップコーンは途方に暮れる 酒井かがり 急ぐべし執行猶予中の傘 壷内半酔 ひなた水に浮かぶぼくらの蒙古斑 吉澤久良 渾身のちからでクリームチーズを塗る 石田柊馬 味噌味の人は巌流島に挿す 井上しのぶ 蜉蝣とペットボトルの行進と 富山悠 三分でチンやっぱりな弘法大師 小林満寿夫 墨は書を穢したくあり震えをり きゅういち 小女子を放射している浜千鳥 上野勝彦 肝心なところでもらう濡れ葉書 兵頭全郎 善人は報われるはず童話なら 伊庭日出樹 オオサンショウウオも雑種ばかりだね 井上一筒 肋骨は木魚じゃないよ渡し舟 増田えんじぇる 泣きながら歩いてどこにも着かない 坂本きりり お土産のもう許せない深さにて 蟹口和枝 莫までは十年と出た道具箱 黒田忠昭 屋上のフェンスの先の夜汽車かな 山田ゆみ葉 魚民んジャズよ和民んブルースよ くんじろう 器用とも不器用だとも言う窯だ 山本芳男 借景が牙剥く鳶から啓示 岩根彰子 添い寝にあきて換気扇をまわす 小嶋くまひこ こし餡とつぶ餡だけの幼稚園 森茂俊 鴨川と鳶を浪費ののち消去 筒井祥文 * 蜉蝣とペットボトルの行進と 富山悠 街の公園か川べりか、低い視点から見た実景がまず浮かびました。 「蜉蝣」の一種伝統的な詩情と、現代の風景(「ペットボトルの行進」)。 「~と~と」の投げやりな構成からくるアンニュイな調子が全体をまとめている。 泣きながら歩いてどこにも着かない 坂本きりり 後半の破調が内容と合っていて効果的ですね。具体的な景もなくて、 句としては危ういと思うんですが、「歩いて」→「着かない」の つながりに、論理として少し捩じれがあって、句として成り立っているのでは? 魚民んジャズよ和民んブルースよ くんじろう 増殖しつづけて、今やどこにでもある魚民やワタミ。安いんで、 ついつい利用してしまったりしますね。ジャズやブルースはこだわりに 音楽的趣味だったけど、もう居酒屋のBGMだよ、と。 句自体にはあまり批判的な調子がないのが、逆に効果的か。 鴨川と鳶を浪費ののち消去 筒井祥文 祥文さんの10句は、現代の京都に暮らしている者としては頷くしかない説得力。 京都をあまり知らない人、観光の京都しか知らない人はどう読むのだろう。 やわらかく動く祭りの中の町 筒井祥文 妙法と点して返すフライパン 大橋へ出て北山を回収す |
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個人的イベントがありまして、ネット活動をお休みしていましたが、 もうそろそろ再開しようかな、ということで、 少し前に届いていた川柳誌『ふらすこてん』と『バックストローク』の話題を。 まず、『ふらすこてん』第15号。 妙義神社がY軸を滑る音 井上一筒 一通が平たい顔をしておりぬ 井上しのぶ オンブバッタであるという摂理 吉澤久良 力学は倫理か 多動児の足裏 きゅういち 花を愛で花に埋もれては斜め 兵頭全郎 ゾーリンゲンするキツネの翼かな 石田柊馬 居残りの海鼠が吐いた投了図 くんじろう ブラックボックスに浮きだしてる汗 黒田忠昭 山河あり静かに足を浸けるべし 富山やよい 恋人の真下に伸びるスカイツリー 小林満寿夫 破戒系そのまま蛸になるだろう 岩根彰子 絵草子を膝で開いて西日部屋 阪本きりり 朝ぼらけ時計の皮はアホウドリ 壷内半酔 雪淡く骨で骨割る別れかな 増田えんじぇる 火星からのこのこやって来る本屋 森茂俊 空碧く救命胴衣あとふたつ 小嶋くまひこ 春野菜が首飾りになるきっと 蟹口和枝 スイッチをそのままにしてよく喋る 山本芳男 臨界を見るまで磨く大ふぐり 上野勝彦 悪いのは白のパンダか黒のパンダか 酒井かがり 次の桃を待つ両岸のおばあさん 山田ゆみ葉 明後日の朝のほうからコピーしなさい 山口ろっぱ 夢で言うこと警察で話すこと 筒井祥文 今回はこりゃどうかなーという作品と、いいねこれ!という句が両方あって、 読むのが楽しかったです。上に引いたのは「いいねこれ!」のほう。 言葉を振り回し気味に見えて、最終的に現実をしっかり グリップしている句が多いと思うのですが、どうでしょう? お次、『バックストローク』第34号。 同人欄「アクアノーツ」から。 海賊が仕返しに来る梅のころ 小池正博 真夜中が机の上に到着する 樋口由紀子 青を切り出す芸人のふくらはぎ 筒井祥文 天井カメラマン全裸競泳生報道 渡辺隆夫 塔より投げる 桃は装置として 清水かおり 紅殻格子の灯に並ぶキンメダイ 山田ゆみ葉 練りたての無為を着流す花かつを きゅういち ぬり絵だったか喪の作業だったのか 横澤あや子 鍋底で発酵しているきのうのもや 田中峰代 先頭はバトントワラー春の葬 浪越靖政 車間距離保つスープカレーのまま 丸山進 怪我人が出るとわかっていた桜 くんじろう 青信号渡った牛も埋められる 津田暹 孫笑うカラス百匹放っても 田中博造 万年筆はしる水しぶきをあげて 井上しのぶ 切り株の点呼をとれば暇なし 高橋蘭 家出した言葉が戻り風呂に浮く 一戸涼子 天神さんの裏のリビアが大騒ぎ 石田柊馬 まっすぐの線でやさしい鶴を折る 前田ひろえ 北方四島二島三島由紀夫 草地豊子 西暦はみな途中から燃え上がる 柴田夕起子 中継の耳につながる長廊下 井上せい子 侮ってはならぬ降車ボタンの位置 松原典子 うっすらと平均台に積もる雪 重森恒雄 父の歴史をさかのぼっては輪をかぞえ 前田一石 暗がりが揺れる声が帰って来たようだ 松永千秋 号令を待つ球根の隊列 広瀬ちえみ 空蝉が鼻母音で鳴く 花入れてやる 吉澤久良 カーテン越しに叩いてもギリギリに 兵頭全郎 うずまきを乾かしてゆく蝶のはね 畑美樹 幾人も死児きて水位測りあう 石部明 幅という点ではやはり『ふらすこてん』よりある印象ですね。 力を抜いたような、「うっすらと平均台に積もる雪 重森恒雄」 みたいな句に好句があるのがいいですね。 6月末からはなんだか〆切りがいろいろあるようです。 さあて、無事、ブログ更新してゆけるでしょうか?(笑) |
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「関西俳句なう」というサイトにおいて、 漫画的一句ということで拙句を紹介していただきました。 https://sites.google.com/site/kansaiwakahai/kyou-no-ikku/manga-teki-ichi-ku 関西の若手俳人がさまざまな観点から今の俳句を紹介してゆくサイトですが、 今回は私の川柳を、というありがたいお話。 メール句会などでご一緒することの多い、久留島元さんが 記事を書いてくれました。ありがとー。 「漫画的」というと兵頭全郎さんが漫画的川柳についてどこかで 書いていたような気がするのだけれど・・・。また、 見つけ出してちゃんと感想を書いてみようと思います。 |
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上野勝比古さんから川柳句集をいただきました。 上野勝比古句集『フロウ』私家本工房、2011. 勝比古さんとは京都・ふらすこてん句会でご一緒させていただいていますが、 シブいオトコマエのおじさんだなあという印象があります。 句集でもオトコマエの句が印象的です。 カーネーションもう買うことも無くなった 上野勝比古 ロシアンルーレット残りあと二発 椅子の背を抱いて議論に交わらず 片方の傘はすぼめて先斗町 半裂きの目に八月の黒い雨 日常の思いながら、深いところをついていると感じる句もたくさん。 まあ座れ何があったか知らんけど 上野勝比古 子育てになんの打算もなかったか 妻の手を邪険に払うのは甘え 新聞を読むと世間が狭くなる 酒の上とは言えエエカッコしすぎ 次のような観察眼が効いた句も、伝統系川柳のよさではないでしょうか。 葉の裏の模様も食べる柏餅 上野勝比古 入道雲ぐいと拳骨突き上げる 寝たきりの人は季節を雲で知る 乾いた音で壺に収まる 最後に、 三味線を弾くと子猫が寄ってくる 上野勝比古 は泣けますね、古典的名句のおもむき。 こういうシブいのも自分が書けたらなと思いますが・・・。 あと、半世紀ぐらいかかるでしょうか(笑)。 |
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第四回バックストロークおかやま川柳大会のお知らせです。 いよいよ、今週土曜日! 日時 4月9日(土) 12時開場 13時30分 出句締切 13時40分 開会 会場 ピュアリティまきび(まきび会館) TEL 086-232-0511 JR岡山駅より徒歩7分 第1部「だし巻き柊馬」(石田柊馬・清水かおり・畑美樹) ―昨年の「石部明を三枚おろし」に続いて、柊馬を料理― 第2部 川柳大会 各題2句 欠席投句拝辞 「数」 湊圭史(京都)選 「アウト」丸山進(瀬戸)選 「吊る」 新家完司(鳥取)選 「点」 関悦史(茨城・俳人)草地豊子(津山)共選 「鹿」 前田芙巳代(兵庫)選 「吹く」 石部明選 会費 2000円 懇親会 17時~(予定) 俳句の方も、西日本で生セキエツを目撃するチャンスです。 みなさま、ぜひお越しくださいませ。 第2部の川柳大会、選者のトップバッターを仰せつかっております。 それまではおろおろ、ふわふわしているかも知れませんが、 遠慮せずに話し掛けてくださいね~。 * サイト s/c、久しぶりに更新しました。 注目の二句集、 小池正博『水牛の余波』(邑書林、2011) 渡辺隆夫『川柳 魚命魚辞』(邑書林、2011) について書きました。 小池正博『水牛の余波』、渡辺隆夫『川柳 魚命魚辞』 http://sctanshi.wordpress.com/critici/2kushu/ |
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